TECHNIC & MENTAL
<尊敬する指導者と親愛なる選手たちの明るい未来を夢見るおやじからの戯言メッセージ.....>


● アメリカ大統領戦を見て...-------------------00.12.15


アメリカ大統領戦はブッシュが勝ちました。

ゴアは一般投票では30万票からのリードをしながら敗退です。

よく知らないのですが、アメリカの選挙システムは日本とは違っていて複雑ですね。一般国民の民意はゴア、選挙人の(?)場合はブッシュ。何だか理解できません。

ロシアのプーチン大統領が票の数え方を専門家を送って教えてやると言ったとか...。一国の代表ともあろう人が通常そのようなことばをマスコミに言いませんよね。それが言われた背景を考えるとワールドワイドの視野でも、アメリカの選挙というものは少々奇異なものなのかも...。

選挙期間の長さもさることながら開票から当選までの期間は、先進国のなかでも特別長かったように見えました。

新聞の論調はどうでもよいのですが、アメリカ国民の疲労は計り知れないのではないでしょうか。TVのチャンネルが多い国ですが、同じようなニュースが流れ続けていれば選択するのも疲れてしまうのではないでしょうか。

もう二人の顔を見るのも嫌になってしまうのが人情ですよね。しばらく娯楽番組をリラックスして見ていたいというのが国民(庶民)の感情だと思います。

翻って日本はといえば森首相がはかばかしくない発言や行いをしていると騒ぎ立てています。日本人の美徳といえば、謙虚で勤勉がありましたが現在は死語です。母校やセレモニーに出向いては発言して誤解を振り撒いているのがあの方です。

ゴアはきちっと4年後に向けて発言しています。思考のスパンが長いのか、思慮深いのかわかりませんが、自身のために最前を尽くしていてそれを周囲が認めて協力しています。森首相の場合、足元からすくわれているというまったく逆で日本とアメリカが逆転したような現象に見えます。

m@saの場合、選手と関係者のかかわりあいをたとえてみました。

選手は新しい感覚を身につけた人格を持った人間で、監督やコーチは大雑把にいえば古い感覚の日本人、監督コーチは今までの経験を基に助言指導を行ないますが、選手は経験がテレビゲームやテレビを見て視覚的に得た知識でそれらの善し悪しを判断する、これでどうなっていくかというと、いつの時代も誤解と錯覚が間違いを生むのではないでしょうか。選手は早くうまくなりたい、監督は限られた期間での成果を得たい。現首相の目先優先の行動や行き当たりばったりの対応を非難するつもりはないのですが、限られた期間では成果は得られないともしも考えるならば、選手には「じっくり」と熟成させる方法や手段を教えていくことがより大切なことはだいたい想像できます。以前書いたと思いますが、結果至上主義では本当に選手のためかどうかが疑問です。

可能性にかけることは必要で、期間内での成果を求めて日々励むのでしょうが、その根底にはもしも結果がでなくても次に向かって夢と希望を与えていくことこそ、人間的ですよね。大統領選における二人の戦いが何となく一人一人の人間性を見る思いがして、ついつい部活動やスポーツに結びつけてしまう自分の「あさはか」さ加減にちょっと幻滅..

m@sa

          
   


 

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