TECHNIC & MENTAL
<尊敬する指導者と親愛なる選手たちの明るい未来を夢見るおやじからの戯言メッセージ.....>


●●ビデオ活用の勧め...もちろん確認の意味で。2002.7.13


 一昔前なら8ミリvideo、いまはデジタルムービーとハイテク製品がいろいろでています。

 もちろんソフトテニスプレーヤーを抱えている団体なりクラブでは、試合後のミーティングや試合前の作戦のためにさまざまな活用法が試されていると思います。これが学校となるとなかなか実行がむずかしいのです。顧問の先生は監督としてベンチに入っていますし、副顧問などいるガッツ高(学校)はまあ静岡県内の中学校にはないでしょうから、自分たちで撮影するのはむずかしいんじゃないでしょうか。強豪校なりデキル先生は父兄や生徒にビデオを撮らせているのをたまに見ます。

 私どもの子供がお世話になった先生は、みな活用されていました。ここのところ活躍めざましい学校でも利用されているのかしらっ、と考えて確認の意味で書いてみます。

なぜビデオなのか。

 やはりスポーツですから「あるポイント」の前後のプレーを関連づけて確認、問題提起、対策などできるからというのが、一番ではないかと思います。そのつぎになかなかプレーが覚えられない、もしくは早く教えるための手段としてではないでしょうか。練習の中「口答」で指示、教育することは専門的、経験度をある程度要求されますから、不足していた場合に語彙の足りなさが致命傷になって教えられない場合が多いと思われます。(ジュニアの場合特に多くて、カタカナ言葉を乱発する指導者の指示など、ほとんど理解できていないと考えたほうが確実です。)そんなときにビデオを撮ってあれば、「あの試合のあの場面でのあなたのプレーは正しいのか、まちがっていたとしたらこういうことで、これからはこんなプレーにしていこうか。みんなも注意してくれよなっ。」と、コミュニケーションもとれてなおかつ理路整然と理解を求められるからだと思います。

 スイング(ラケットの振り方)やスタンス(足の配置や置く場所、向き)、アプローチ(ポジションの移動や体のもって行き方?)をいちばんよく理解させる方法も、口頭よりビデオ活用に軍配が上がるんではないでしょうか。もちろんやってみせて理解させるのもいいでしょうが、専門的なので経験の浅い先生など「できない」こともあるでしょう。

 私がいちばん「面白い」と思っているのは、選手がビデオを見ながら発言する場合に、「えっ、そんなこと考えてるんだっ」ということがとても多いことです。これは指導者が考えていることとは別に、選手はその現場(試合、ゲーム)で今ある知識を総動員させて全力で事に当たっているということです。これがビデオを見ながらブレインストーミング的に会話しているとぽんぽんでてくるのです。それはとても大切なことだと思うんです。詳しくは書きませんが、実際にやってみて体験することが指導者にとっても教えられるいい機会になると思っています。

 この文章を書いていて自分がいかにカタカナ(うらがえして言えばアルファベットや外来語)言葉に依存した会話をしているかを実感します。くわばら、くわばら。

          
   


 

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