TECHNIC & MENTAL
<尊敬する指導者と親愛なる選手たちの明るい未来を夢見るおやじからの戯言メッセージ.....>


シューズについてもう少し考えて...
「シューズ」---ただの靴、されど....

  [大会や練習時によく足元を見てしまいます]でも触れましたが、シューズについてもう少し考えてみました。

 実際選手達(小中学生)はシューズにたいして細かい配慮をしているのか考えますと、今もむかしもあんまり気にしていないと思います。---前言を変えるようで恐縮ですが...。「かっこ良さ」をもとに一流メーカーの高額商品に人気があり、それは他人に見せ付けるものとして位置づけられる....なんだかルーズソックスみたいな感じ。ですから「いいもの」を身につけてはいるんですが、見せ掛けだけで履きこなしてはいないような感じです。

私が考える理想は兎も角として、「いいもの」の機能は二の次で「デザイン」を中心とした「かっこ良さ」が大切にされているだけと言いきっちゃいます。

ですから、履き心地の重点は快適に置かれ、靴ひもはルーズ、紐の締め方縛り方は適当になっている選手が多い。

 メーカーの考え方もあるでしょう。販売店の販売員の知識や販売手段や理念もあるのでしょうが、適切でない方法で適切でないものを手にしてしまった選手はとても「不幸」です。

サイズで言えば、それがワンサイズ(0.5B)の違いならばまあ調整範囲、ツーサイズ(1.0B)以上の場合は深刻です。高額で高機能であるはずの一流メーカー製シューズが実は選手の成績に深刻なダメージを与えてしまう......。

 

 素人考えですが、スポーツシューズには適切な指導の元に適切な使用方法というのが各メーカーから提案されているはずです。「メンズ」「レディース」の区別もあります。人間工学的に考えて作られているはずです。大会で上位を狙う選手にとってそれらの要因は大会出場時の大切な武器にもなるはずで、メーカーはしのぎを削って新素材開発や、千差万別の足型に如何にあわせるかを研究してるのです。

 ですから、最高のコンディションを大会時までに持ち続ける、あるいはピークを持っていくためには身体/精神的なものだけでなく、用具のコンディションにも間違いのないよう配慮する必要があると思います。

 そこで重要なのが用具に対する知識や指導が販売店で得られるかどうか、もしくは指導者や顧問の先生から適切にされるかどうかが問題です。一般的に考えて用具についての基礎知識や選択基準を皆が皆持っているとは考えにくいと思います。わたしは適切にはされないという考え方です。地域的格差の問題もありますが、すべてのメーカーのシューズを並べて試すことなど不可能にちかいと思います。ましてや販売店は各メーカーの「いろ」に片寄っていることが多いからです。それがいいか悪いかは別にして、選手は販売店に行き好みで機種選択して自分のサイズを伝えて購入すると思います。その際販売店は「サイズ」に特に強要することはしません。なぜなら販売店の目的は「売上と利益」であって選手の育成は二の次だからです。

店員 「どのシューズをお探しですか」「ソフトテニスですか」

お客 「○○○○○のこれの××cm....」

店員 「少々お待ちください......これが××cmです、ためしてみますか。」

お客 「ちょうどいいです。」

店員 「ありがとうございます。今キャンペーン中で○□△がもれなくついています。」「それでは■■円いただきます。」

とまあ、こんな具合で選手達は購入を決定してしまうのですが、これならまだましな方で販売店によっては、

店員 「どこか当たりますか....それではもうひとつサイズを大きくしてみましょうか」

お客 「このほうが楽です」

店員 「それではこちらにしましょうか」

と、オーバーサイズを手渡されてしまい高い金額を捨ててしまうことになるか、そのまま使って成績を出せない、もっと悪くするとそれが引き金となり足に障害が発生するという事態も考えられると思います。もう「たすけて〜〜っ」てな感じです。ささいなおせっかい(勝手な目論見とも考えられる)がおおきな影響を選手に与えてしまうことは残念です。

 これらを防止させる為には、最低ソフトテニスに限らず実際にスポーツ選手の「ケア」をしている販売店での指導を受ける必要があると思います。たとえば指導者もしている販売員のいる所とかで、購入時にしつこいくらいに自分の希望を言ってみる。そうすればだめな販売店か良い販売店かの区別がつきます。

 [勝手な目論見]と書きましたが、わたしの勝手な想像では(私も販売に携わったことがありますから少しは解かるのですが)特に[シューズ]の場合、返品・交換の判断が難しく、一度下ろしたらもうだめというのが普通の販売店の考え方だと思います。そこに発生してくる販売方法がオーバーサイズの斡旋なのです。大きいサイズを薦めれば、「大は小を兼ねる」的解決なのです。

 しかし選手の足が千差万別の足型をしていることは、マスプロ製品ですべての選手をカバーできないということにつながり、メーカーは大体こんな足型が多いからそれを加味してこれで行こうという選択・決定をして市場に出すのです。販売店はお客の満足度をアンケートして次の販売にフィードバックするなどというこむずかしいことはしませんから、結果選手の責任100%で「これでいいですねっ!」というよく考えると「むっ」としてしまう文句でお客の回転率向上と販売努力を軽減させているのが現状なのだと思うのです。

 まあ解決策はあります。いくつかあるのですが、特に簡単なのは販売店と密接に付合いをしていい条件で購入に挑む...(安くではなく色々教えてもらいながらということ)しかしこれにも落とし穴があり、販売員が「駄目な」人の場合何も知識のない人とどんな会話をしても無駄だということです。

 結果的には自身が研究して知識を身に付け、販売員に「惑わされずに」自分の責任で判断して購入を実施するのが最善と思います。

 つぎに良い販売店を自分と周囲の人の意見を元に探し出すことです。これにはまたまた自分の判断が必要なのですが、きっと良い人達に恵まれている方が多いはずですから(ソフトテニスをしている人達は善人という勝手な意識)、きっと見つかります。

 それでも見つからない場合は、自分で靴の改造をすることだと思います。必要な知識はありますが自分で判定できるのですからなかなか良い解決だと思います。ぴったりフィットしたシューズの快適さは「ルーズ」「ぶかぶか」「痛い」などとは別の次元のすばらしいものです。あのメーカーのあの靴をベースにあれとあれを使って私は「ジャストフィット」を手にする快感....)^o^(

皆さんの健闘を祈ります。

m@sa

          
   


 

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