TECHNIC & MENTAL
<尊敬する指導者と親愛なる選手たちの明るい未来を夢見るおやじからの戯言メッセージ.....>


1999.夏
人それぞれと言いますが、人生もまたそれぞれです。
私が存じ上げています、あるスポーツ指導者が退任しました。
親子ともどもお世話になっていましたから「感慨一入」です。

2年ほど前に札幌から引っ越してきて(正しくは田舎にもどってきたのですが...)、息子のために少年団を探したのが始まりでした。
市役所で確認すると、ひとつしかない少年団で入れないかも知れない云々.....。電話したところ当の指導者の方が、「入れてあげたいが、団員数の問題があり私では決められないから練習日に来てみてください。」とのことで、私としては胸が苦しい感じでいて煮え切らない嫌な感触を感じているままに行ってみると、だめなような感じの回答をいただきました。
当日だか翌日だったかあやふやですが、早速結論が電話でありました。

「入団を特別に許す。」.......ばんざーい。

それから団とのお付き合いが始まり、翌年には団の育成会会長を仰せつかり、今年の春に子供の小学校卒業をもって顧問になりました。全国大会をはじめ、各大会の準備・手伝い・片付けといった一連の日程の消化はもちろん、練習のつきそいなど家族と共に先生方にはたいへんなご苦労をかけた月日でした。

卒団式のすぐ後に、協会の会長で団の団長でもある方の逝去を経て、このあいだやっと件の先生の慰労会を済ませました。肩の荷が下りたというより、いろんなことが起きた私のこの数年間の中でも、充実した時間をお世話になりながら過ごした先生の退任は、残念でもありさわやかでもありました。

慰労会ではほかの方の邪魔になりますから(わたし酒の呑みかたが荒いのです...)、終えた後にお誘いして少しの時間を過ごしました。
フランクに話しをさせていただき、夫婦そろって酔っ払って帰りました。

私のすんでいる町の協会の方達はとても気の優しい人ばかりでして、長の方はやはり芯のとおった人格者です。子供のおかげでそのような方達に知り合えて、いろんな勉強をさせていただいた時間はとても大切です。

出会いと「別れ」....ではなく、「出会い、そして成長...」の連続のような気がします。いつまで経っても私のような人間は、人の振りを見て勉強していかなければこどもと何も変わらずまったく馬鹿なおやじです。

こんな私たち一家に付き合ってくれたさまざまな方達に感謝。

m@sa

          
   


 

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