COMPETITION

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 都道府県大会に行ってきました。

 男女ともに見所がありました。もちろんm@saの応援は静岡ですが、団体男子が早々に敗退してからは基本的には北海道サイドで拝見させていただきました。女子団体も2回戦で静岡が敗退したため、埼玉サイドで行こうと考えていたら佐賀が元気いっぱいのプレイで埼玉に値千金の快勝。再度雨のなかを男子個人を見に行くも、降りが厳しくなりまして小学生を連れていたこともあり、切りよく帰ってきてしまいました。

 昨年もそうでしたが、天候が鈴鹿山系独特の不安定なこともあり、監督はじめ主催する連盟・三重県伊勢市の各担当者は悩まれ通しだっただろうと思います。個人戦会場の市民コートは全面砂入りオムニになっており、少々の雨には対応できるようになり男子個人は半日助かったと思います。昨年から来ていた選手はヒヤヒヤだっただろうなと思います。

 さて、試合の感想はゲーム展開の鋭さが男女とも昨年よりも増していたと感じました。流行でしょうかカットサービスもなかなか面白く、対策もしっかりとられていたのが印象的でした。

 全部の試合を見ていないので、静岡・岩手・神奈川・愛知の男子団体について感想します.....そうそう北海道もです。

 静岡は仕上がっていなかったというのが本音です。監督や顧問・コーチのご努力には応えていなかったなあというものです。岩手選抜にチョイチョイとひねられてしまいました。白子、富士宮大会と練習試合で良く知った相手なのに、展開を変えることもできず冷静な試合運びができていませんでした。愛知の祖父江中心のメンバーと違うとはいえ、一緒に練習を積み上げていた成果は見られませんでした。これはm@saの考えではありますが、関係者は皆さん同様の落胆を感じたのではないでしょうか。場を踏んでいないのも一因だと思います。ジュニア上がりの選手が一人もいないことを考慮すると、昨年とはまったく違う条件での戦いでした。夏に期待します。

 岩手選抜は、とても良いチームだと思います。三重を破り神奈川にも快勝して(鬼頭ペアには勝てませんでしたが)基本に忠実なプレイはとても好感もてました。試合中の応援も一貫して試合慣れしている態度で、どこへ出しても好結果を出すチームだと思いました。

 神奈川は光が丘と大磯の混成チームでしたがさすが神奈川で、洗練されたプレイはジュニアから変わっていませんでした。鬼頭ペア以外はスーパーでなく、地味なのですがインドアでなければ勝ち上がりそうな気がします。

 愛知はすごいです。3ペアとも本格派に仕上がっていて粘り強いプレイと破壊力のあるシュート中心のチームだと思います。三重に似ている雰囲気のゲーム展開が持ち味の優勝チームで夏の大会最右翼ではないでしょうか。白子・富士宮大会と着実に成長している.....自信をつけている...堂々としている......くやしいです。

 北海道には思い入れがあるせいか、悪い部分はあまりないのです。テッシーの働きが兄と比較するとイマイチなのが少々不満かな.....。キヨ(庭山)は、存在感ある好前衛に育ち、全小に続いて優勝してほしかった。千葉はジュニア時代からああいう雰囲気のある選手で強かったんですが、ひらいたスタンスからの自在の球回しは個性的で、キヨとのコンビネーションはとても良い感じに見えます。

 北海道男子の1年3人でのチーム構成は埼玉女子と同様で、全小優勝経験者や上位入賞者の強さが光った大会だったと思います。個人優勝の兵庫北見選手をはじめ、1年前衛が多かったです。

 例えは悪いのですが、好前衛を育てれば1年から活躍できるんじゃないかとさえ思えます。結果的に今回の大会でベスト8に入った選手が男女とも何人もいました。ネットプレイヤーのレベル向上が全国制覇につながる.........。帰途の車中でm@saは息子と真剣に話し合ったのはモチロンです。

 なお、佐賀女子が埼玉(芝東)に競り勝った際の応援と選手の「声出し」は勝利を呼び込む素晴しいものでした。気迫で勝ち取る試合を見せていただきました。ありがとうございました。


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